2017年5月16日火曜日

カナダのお金の話。

といっても給料のお話ではなく、銀行口座や投資信託(mutual fund)の話です。
ここ数年でカナダにCGの人がドンドン増えていますね。自分も過去少し無駄にしてしまったので
どうか参考してみてください。ちなみにこれを参考にして損しても補償はできません :p

カナダに1年以上住む予定ならば、知っていた方が良い話です。
自分自身1年は結構ほったらかしにしていて、色々な人(特にHirokiさん、しんさん、デビットありがとうございました。)
の助言でちゃんとしなきゃと思って始めました。

一般的な家庭で抑えなければいけないのは以下の5つです。

1.CHECKING (普通口座 利息 0%) 
2.SAVING (定期口座 利息0.5  ~ 1.5% いつでも下ろせるタイプ)
3.CREDIT CARD(クレジットカード)
4.TFSA (利息0.5-2%、運用利回り -5 ~ 15%)
5.RRSP (利回り -5 ~ 15%予想)

CHECKING
は日本の普通口座と同じ給料の振り込み先や現金を下ろしたり
普段の買い物でデビットカードを使うときなど、生活費を基本的に入れておく場所です。
利息は付きません。日本よりも種類が多く一定以上預金($3000-5000)
が無いと口座維持費がかかったり、現金の引き落とし回数に制限があるなど、これは
銀行によっても違うので注意が必要です。ちなみに自分は預金$5000以上あると
口座維持費、手数料などが無料になるものにしています。
自分は最初の1年くらいCHECKINGにしかお金を入れていませんでした。。あぁ、勿体ない。

SAVING
は定期口座でこれまた一つの銀行でも色々な種類がありますが自分は
普通口座と同じ銀行(TD bank)のePremiumというSavingアカウントに毎月自動で
幾らか移るようにしています。いつでもお金を自由にできるのと利率がまあまあ良いので
これにしています。基本的には普段使わないお金はここにいれます。利息は毎月支払われます。

CREDIT CARD
日本ではクレジットカードを使うと自動で登録してある口座から引き落としがありますが、
カナダではクレジットカード用の口座があり、そこに毎月使った分、もしくは最低支払額(minimum payment
の金額を入れないといけません。ネットでパッと移せるんですが結構めんどいです。
自動でお金移せるサービスもあるかと思いますが
TDでは見つけられませんでした、どなたかご存知でしたら教えてください。

最低支払額を払えないとクレジットヒストリーに傷がつくのでご注意を。
この仕組みを読むとクレジットカード面倒くさーとなるんですが、クレジットカードを
ちゃんと使ってヒストリーをその国で残さないと、北米では色々不利なことがあります。
(ローンが組めなかったり、利率が悪かったり、別のクレジットカード作れなかったりなど。)
ちゃんと借金をして返せているという履歴が信用になるそうです。ポイントやマイルが
着いたり特典がある物が殆どなので出来る限り早く作った方が良いです。
ちなみに自分が

TFSA
Tax Free Saving Account その名の通り、タックスがかからない口座です。
というのもカナダでは預金の利息にも税金がかかります。TFSA(利息0.5~2%)に入れていれておけば税金はかかりません。そしてそのお金を投資信託(mutual fund)で運用してもらうことも可能です。
その場合は日本と同様元本割れのリスクもあります。なのでマイナス5%~と記載しています。
(この数字は自分が選んだタイプでの記憶から書いています。リスクを高いもの選べばふり幅は大きいです。)
銀行で相談するとリスクの低いものから高いものからどのタイプにしたいか選ぶだけです。
カナダの金融事情は90年代から世界でも優秀なようです。なのでさっさと始めた方がいいです。
ですが毎年に口座に入れれる金額に制限があり、2015年は$10,000 まで、
2016年は$5,500、2017年は $5,500と年によって違います。これは政府によって決められているので
どの銀行でも一緒です。複数の銀行で口座を作っても合算金額が上記の金額までです。
こちらはRRSPと違いいつでも下ろせます。

RRSP
Registered Retirement Savings Plan(長ったらしい。。)日本語では退職金貯蓄プランなんて呼ばれています。カナダにも年金はあるのですが(10年払うと貰える。)、十分な金額ではないのでRRSPで補う人が大多数の様です。
(自分はRRSPはまだ始めていません。知っている限り書きますが確かでは無いのでご注意を。)
要は定年後の為の投資信託みたいなものです。こちらも毎年の限度額があって、前年のTaxリターンで
送られてくるnotice of assessmentに書かれています。これも政府によって作られた仕組みで税金面でメリットがあります。
こちらに入れた金額はその年の収入から控除になり所得税が安くなります。
(因みにカナダは州によって税金が違います。各州の税金の違いはこちら

プラス、利息と運用益は引き出すまで税金がかかりません。
つまり引き出す時に税金がかかります。定年後引き落とす時に収入とみなされ所得税がかかります。
71歳より前にやむを得ず引き出す場合は多く税金がかかります。(たしか)
その税金が免除される特例があり、家を購入する場合、フルタイムの学校に通う場合に限りTaxが掛かりません。
ですがそれぞれ15年、10年以内にその金額をRRSPに返さなければなりません。

と、色々と複雑なのと制限が多いのでまだ始めていません。


何か間違っている所や、これがお勧めだよ!なんてのがあったら是非教えて下さい。

ではでは。




2017年5月8日月曜日

Montreal 2016 Autumn to Winter

モントリオール2016秋から冬にかけて。
今年も綺麗でした。

2017年5月2日火曜日

ワークショップ参加ありがとうございました。

Houdiniオンラインワークショップ参加ありがとうございました。
そして東京での打ち上げに参加して下さった方々ポジティブな感想も多く頂けて嬉しかったです。第二弾また冬にでも出来たらと考えていますが、果たして出来るかどうか。。。

ようやく時差ボケも無くなり、時間が取れたので以前作ったHoudini家計簿(一番下にあります。)を利用して参加者の分析をしてみました。(といっても地域と学生がそうでないかの違いだけですが。)小数点切り上げにしてしまったので、あれ、100%超えてる。。

やはり関東の方が圧倒的に多く、そして予想に反してプロの方が(学生でない方は勝手にプロとしています。)多かったのに驚きました。
打ち上げ参加して下さった専門学校や大学の方々の話ではCGを学ぶ学生数が以前より増えてきているとの事で業界にとって明るいニュースだなと思いました。

このHoudiniファイルはこちらです。(csvファイルは含まれません。)

1列目に番号、2列目に文字情報が書かれているcsvファイルを読み込むと(1列目は特に意味はありません。バグ回避のためです。)
自動で円グラフとリストを作ります。カテゴライズする機能も付いています。上図は関東や関西などの地域を県名からカテゴライズしています。

参加してくださった方々本当にありがとうございました!
また日本帰った時お会い出来たら嬉しいです。




Houdini家計簿。銀行とクレジットカードの履歴のcsvを読み込むと自動で
月毎の家計簿をビジュアライズする仕組みを作ってみました。