2012年11月19日月曜日

maxscriptいくつか

お久しぶりです。
えー、、SNSをやり出してからというものBlogの更新頻度は大分落ちますね。
まあ、以前からそんなに更新頻度の高いブログではなかったですが、、、

Scriptのすすめも前回が2月!? 今チェックしたらちょっとビックりしました。
月日が流れるのは速いです。
ここ最近まで仕事もプライベートもドタバタしていたのが、少し落ち着いた(?)様な
気がしてきて、このブログを色々チェックしたらリンク切れやら色々あったのと
同時に、個人的に作ったスクリプトのツールがただウチのハードディスクで眠っているだけ
というのも勿体無いなと思いまして、ツールをいくつか公開です。

■sKeyShifter
http://sugi-iggy.blogspot.jp/2012/11/skeyshifter36.html

■sPathScatter
http://sugi-iggy.blogspot.jp/2012/11/spathscatter.html

■sPixelBoxer
http://sugi-iggy.blogspot.jp/2012/11/spixelboxer15.html

■sRandomSelector
http://sugi-iggy.blogspot.jp/2012/11/srandomselector20.html

■sBitmapPlaners
http://sugi-iggy.blogspot.jp/2012/11/sbitmapplaners.html

それぞれページを設けてはいるのですが、説明不足かもしれません。
こちらに昔作ったムービーがあるのでそこで使い方を紹介してあるものもあります。




sPathScatter

■概要

オブジェクトをパス上にスキャッタ(配置)するスクリプト。

Edit!ボタンはスキャッタされたオブジェクトを選択した状態で実行すると
パラメーターを編集できます。


sKeyShifter3.6



■概要
選択したオブジェクトの移動・回転・スケール・Visibilityのキーフレームの時間、VrayProxy,mrProxy,Fume Cacheのオフセットの値をシフトする(ずらす)スクリプトです。

シフトする基準は、距離・名前・頂点カラー・親子関係階層の深さの4タイプ。

・Shift Type
Distance : BaseObjectからの距離を元にキーをシフト。
VertexColor : オブジェクトの頂点カラーの値をみてシフト (方向なし)
Name : オブジェクトの名前を元にキーをシフト。(方向なし)
Hierarchy :親子関係階層の深さ(方向なし)

・BaseObject : 基準となるオブジェクト
・NearObect : シフトしたい方向の(一番近い)オブジェクト
・Shift frame : シフトする値(F)
・random : ランダム値 Shift frameの値に幅を持たすことができます。

・Direction : シフトする方向

・KeySelectTool
 maxのキーフレームには、キーフレームの順番のIDをもっており
そのIDを元に、範囲を指定してキーフレームを選択できます。
シフト後に、すべてのオブジェクトのアニメーションを、
変更したい場合などに役立ちます。



以下の画像は、オブジェクトに同じアニメーションを付け
スクリプト実行をしたのものです。
(画像はクリックすると大きくなります。)

シフトタイプを Name にして Shift frameにゼロ することによって、
ただランダムにずらすだけ という事も可能です。


sPixelBoxer1.5




■概要

選んだ画像で3Dドット絵を作るスクリプト。
解像度は15*15以下で使用できます。
1ドットごとにボックスを作ります。
アルファチャンネルを持つ画像の場合、
アルファが無い(=黒)所はドットを描かない様にしてます。

インスタンスのボックスなので、
モデファイヤベースの変更や、
ポリゴン編集モデファイヤで別オブジェクトをアタッチすれば
好きな形状でドット絵にできます。

六角形のオブジェクトタイプ(一番下図の左側)は
ピクセルの並びが六角形同士がジグザグにピッタリくっ付く様な並びになっています。
なので、選んだ画像よりは縦が潰れます。

それ以外は以前のままです。


sBitmapPlaners

■概要

sBitmapPlanerのフォルダ版。
沢山の画像を平面にしたい場合、とても便利だと思います。
選択したフォルダにある画像andムービーファイルを探して
ファイルの数だけ、平面を作ります。
平面同士重ならないよう位置を自動設定します。
平面のオブジェクトの名前は、画像名になります。
マテリアル設定はsBitmapPlaner同様自動設定。
同じく、アルファチャンネルを持つ画像があると透明度も設定します。

平面の基点は一番下に設定しています。

sRandomSelector2.0



■概要

選択した(オブジェクト、頂点、エッジ、ポリゴン)を指定したレートで
ランダムに選択するスクリプトです。
編集可能ポリゴン、編集可能メッシュ、メッシュ編集、メッシュ選択に
ポリゴン選択、ポリゴン編集に対応。


このツールのポイントは選択した部分の何%かを選択するという所です。